筆箱クルミ3作の、天板底板の段欠き作業と組み立てが終わりました。
ポイントは天板・底板の四隅と側板接合部分の四隅がきちっと合うことですが、何とかうまくいきました。
作業に使った道具類です。左から、罫引き3丁、カンナ2丁、直角定規、白柿、ノミ2丁、そして木槌。
罫引きは基準となる木端(※)に並行に墨を入れるときに使います。右刃のついた罫引きと左刃のついた罫引きで墨を入れて天板底板の幅を決めます。木端に直角な墨は直角定規と白柿で墨を入れます。
組み立ては、クランプを使った力技です。
※木口(コグチ)と木端(コバ)…板材の、年輪が見える切断面を木口、側面を木端といいます。
※作製番号「17-08」で検索すると作製開始からの一連の投稿が表示されます。